グロインペイン(鼠径部痛症候群)

グロインペイン症候群は、サッカーや野球などでよく見られるスポーツ障害です。特にサッカー選手に多く、中田英寿選手もこの症状に悩まされたことがあります。

この症状は、足の付け根や股関節周辺に痛みが出るのが特徴です。痛みは一点だけでなく、鼠径部の広い範囲にわたって感じることもあります。グロインペイン症候群は、放置すると選手生命に影響を及ぼす可能性があるため、早めの対処が重要です。
当院では、グロインペインの治療に豊富な実績があります。多くの患者さんは、病院や他の治療院で改善が見られなかった後、最後の頼みとして当院に来院されますが、ほとんどの方が以前と同じようにプレーできる状態に回復しています。

痛みを我慢せず、早めにご相談ください。あなたのスポーツ復帰を全力でサポートします。

グロインペイン症候群は何故?
一番の原因は、ボールを蹴る動作です。

ボールを何度も蹴ることで股関節に負担がかかります。
さらに、サッカーは頻繁に走るスポーツであり、キック動作とランニング動作が毎日繰り返されるため、股関節や鼠径部、そこに付着する筋肉が炎症を起こし、痛みを生じるのです。

多くの人は、グロインペイン症候群は筋肉や骨格だけを整えることで痛みが取れると思っています。

一般的な病院や治療院でも、患部や付随する筋肉のマッサージやストレッチが行われます。

しかし、グロインペイン症候群はそれだけで簡単に治る疾患ではありません。

筋肉や骨格だけでなく、内臓調整も必要です。

なぜ痛みが出る子と出ない子がいるのか不思議に思いませんか?

もちろん体格や年齢も要因の一つですが、それだけではありません。

理由は、身体が非常に疲れていることです。グロインペインを抱える子供は、免疫力や回復力が落ちている状態にあることが多いです。

子供でも体を酷使すれば疲れますし、身体に疲労が溜まります。

免疫力が落ちていない子であれば、一晩ぐっすり眠ることで身体は元の状態に戻りますが、そうでない場合は身体を酷使し続けることで疲労が溜まり、回復が追い付かず痛みとして現れます。

免疫力・回復力を元に戻すためには、内臓調整を行い、身体が治りやすい土台を作る必要があります。

怪我をしやすい子供の特徴
怪我をしやすい子供には、身体の使い方が苦手な子が多いです。

これは「運動神経が悪い」=「身体の使い方が下手」というわけではありません。

関節がロッキングしていたり、上半身と下半身の連動性が悪いとバランスを崩しやすくなり、イメージ通りの動きができなくなります。

その状態で無理に運動を続けると、身体に悪い癖がつき、怪我をしやすくなります。

グロインペインになる子も同様で、身体のどこかに関節の可動域低下や連動性の低下が見られることがあります。

バランスを整える施術を行うと、スポーツパフォーマンスが向上し、痛みが取れるだけでなく、身体機能も上がるのです。

股関節が痛くなる子の特徴
股関節が痛くなる子は、足元が不安定なことが多いです。

特に足首の捻挫を頻繁にしている場合、足元の安定性が悪くなり、股関節痛が発症しやすくなります。

足首の調整により足元を安定させることで、股関節の負担を軽減させる必要があります。

足首の調整を怠ると、股関節・鼠径部の炎症が取れた後に運動を再開すると痛みがぶり返すことがあります。

再発予防のためにも、足元の安定性は重要です。

このステップを踏むことで、どれだけ重度のグロインペインも思いっきり運動できるようになります。
検査

まず姿勢を見ていきます。

立っている姿勢から座っている姿勢も確認します。

普段の生活での痛みの原因を特定していきます。

骨盤矯正

姿勢の土台となる骨盤を矯正します。

グロインペインでお悩みの方のほとんどが骨盤に歪みがあります。

これが取れなければ、いくら筋肉をほぐしても痛みが戻ってきてしまいます。

施術(手技)

手技で筋肉をほぐしていきます。

腰だけでなく殿部(お尻)の筋肉などの筋肉もほぐしていきます。

関係ないようなところでも姿勢に関わってくるので

しっかりアプローチしていきます。

ストレッチ

ストレッチで筋肉を伸ばし関節の可動域を広げます。

トレーニング

骨盤の歪み、姿勢の崩れは筋力の低下に伴うことが多いです。

矯正、施術で整えた姿勢をキープするためにもトレーニングは重要になります。

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立川泰三

体を動かす事が大好きです!
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